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さて、三銃士は開幕まであと18日!
いよいよ迫って来ました。

昨日の和音さんのブログを読むと、やっぱり彼女の役コンスタンスは悲劇を迎えます。ということは、ダルタニアン物語第一部全編をやるんですねぇ(^_^)b

さて、三銃士ではなくて、ダンテスの物語です。
実はダングラールとカドルッスは友人同士で、カタロニア村近くの料理屋で再会の祝杯を上げますが、二人の話題はダンテスにばかり幸せが集まる事への妬みです。二人がこんな場所で会うことにしたのは、ダンテスが許嫁のメルセデスに会いに来ると、フェルナンとの決闘になるかもと期待してのことなのですから、妬みって恐ろしいです。
しかし、前もってメルセデスに言い含められていたフェルナンは、ダンテスを前にして何も出来ずに引き上げてきます。
それでダンテスを憎む者が三人になるわけです。そうするとダングラールが剣ならぬペンの力を披露してみせます。彼は紙とペンを前にして、普段は右利きなのに左手でペンを取り、達筆で告発状を仕上げます。
「ダンテスがナポレオンの復権の陰謀に荷担しており、本人を取り調べれば動かぬ証拠が手に入るでしょう」

ルイ18世の王政復古時代はナポレオン(王党派は簒奪者と呼んだようです)と名前が並べられることは、最大の反逆行為でしたから大変な告発内容なのです。
カドルッスはさすがに酷すぎると止めようとしてきたので、「冗談だよ」とダングラールは手紙を破かずに丸めて床に投げ捨てます。カドルッスをダングラールが酔いつぶしてしまう間に、フェルナンは投げ捨てられた告発状を拾い上げて、いずこへともなく去っていきます。ダングラールはカドルッスの面倒を見つつ、横目でフェルナンの行為を確認します。

これでダンテスを陥れる罠のお膳立てが出来てしまったのです。これだけでも大変な話なのですが、デュマはもう一つ恐るべき運命をダンテスに用意しますが、その話はまた後日!

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さて、気を取り直してダンテスの話です。

誰からも愛される好青年のはずなのですが、彼を妬む者が彼の敵なんですね。

そのうちの一人は、同じファラオン号に乗っていて、出世競争に敗れたダングラールでした。

ダンテスには陸に上がると早速会いに行かなくてはならない愛する者がありました。
一人は年老いてアパートで彼の帰りをいつも待ちわびる父であり、もう一人はカタロニアの漁師町で彼を待つ許嫁の美少女メルセデス。
この二人のいるところにそれぞれダンテスを妬んでいる者がいるのです。

父のところには、同じアパートに住み、ダンテスの不在時には父の様子を見てもらっている仕立屋のカドッルスがいます。あまり考えの深い男ではありませんが、ダンテスが出世して給料が増えて自分より偉くなっていくのを面白くは感じていません。ただ、羨ましい気持ちとダンテスを憎みきれない気持ちとの間を揺れ動いています。
もう一人はカタロニアの青年漁師フェルナンです。彼はメルセデスの従兄弟らしいのですが(はっきりとした血縁関係までは言及されていません)、メルセデスに恋い焦がれているだけに、ダンテスをはっきりと憎んでいます。しかし、メルセデスからはダンテスを傷つけたら縁を切るといわれ意気消沈している、ちょっと意気地のない恋敵です。

さすがデュマだけあって、見事な敵役の配置なのですが、事件が起きると歴史事件に絡ませて、もう一人敵役が登場しますが、それはまた先の話です。

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本日は上司と面談でした。
前回の要望についての確認ですが、期日がはっきり出来ず、ちょっと残念な経過です。
最終的には要望は通るはずなのですが、どうなることやら。

さて、昨日の続き。
幸せすぎるダンテスとでもいうべき描写が続きます。
その前に、半旗を掲げて入港したファラオン号では、地中海沖でルクレール船長が亡くなっていました。ですから、一等航海士であるダンテスが船長の代行を務めて指揮を取っていたわけでした。腕のいい船長代行ですし、船員の誰からも愛されているダンテスですから、モレル氏もホッとします。誰もが、と書きましたが、組織の中で出世する者がいれば、それを妬む者もいるのが組織の常です。
その男は船の会計士をする25-6歳の男、ダングラールです。彼は嫉妬心を燃やし、ダンテスがエルバ島で勝手に休暇を取るために船を入港させて一日を無駄にした、とモレル氏に告げ口をします。
モレル氏がダンテスに真意をただすと、ルクレール船長のいまわの際の頼みが、エルバ島のベルトラン大元帥宛ての包みを届けてきてくれることだったのが判明します。
隠れナポレオン派のモレル氏はベルトラン大元帥にダンテスが面会に行った際にナポレオン皇帝と対面したことを聞いて、すっかり感激してしまいます。
日本人だと、ここまでスンナリ読んでしまうのですが、待って下さい。

時は王政復古でルイ18世の治世です。ナポレオンはエルバ島に流されて、軟禁されています。そのエルバ島に上陸しただけでも何かの咎があるかも知れないのです。
ダングラールは、次の出港時には誰からも愛されるダンテスが船長となり、もしかすると嫌われ者の自分はお払い箱になるかも知れないという危機感を抱くのです。
その危機感を抱く者の目の前に、政府の危険人物と会ってきたライヴァルがいる・・・・・・・・

というところで明日に続きます。
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三銃士の公式ブログが更新されました。
開演まであと24日です。
期待が高まります!

マイ初日はA氏と行くことになりましたが、新作にはM!のような外れもあるだけに、ミュージカル初心者をお連れするには少し不安があります。
山田マジックに期待したいところです。

さて、モンテ・クリスト伯については、なかなか皆様の興味を引かないようですが、表題の意味が分かるくらいにはまとめておこうと考えています。なにしろ開演までブログのネタが無いものですから(^_^;)

主人公はエドモン・ダンテス。1815年に20歳の青年として、眩しいばかりに登場します。
マルセイユの貿易商モレル商会の所有する商船、三本マストのファラオン号の一等航海士です。
性格は明るく、誠実と正義感に溢れ、それでいて人懐っこくて、船中の誰からも愛される青年です。その若さで一等航海士になるだけあって
彼が指揮する船には地中海中の船が競っても追いつきようがないくらい見事な操船をする能力もあります。身体能力も並外れていて、一度海に潜れば、魚と見まがうくらいに泳ぎも潜りも達者・・・・・・・・一頃の少女コミックに出てくるヒーローみたいなものです。
私もほんの数ページ読んだだけで魅了されてしまいました。

マルセイユっ子にも自慢のファラオン号が1815年に、母港のマルセイユに帰ってきたところから物語は始まります。いつもは颯爽と帆をなびかせて入港してくるファラオン号が、ゆっくりと半旗を掲げて入港してくるのに、船主のモレル氏が訝しんで、ボートに乗り込んでファラオン号に近づいていき、物語は幕を開きます。

と、いうところで続きは明日!
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三銃士の開幕まで、あと25日です。

というわけで、昨日の続き。
あ、その前に、「モンテ・クリスト伯」は黒岩涙香氏が「巌窟王」と和訳して有名になった作品です。近年ではアニメ化されたり「復讐鬼」という題でコミック化されているようですが(どちらも見ていないのに言い切ります)、私の愛するモンテ・クリスト伯の本当の面白さを表現出来ていないような気がします。

どうしても限られた時間で描写するために復讐のポイントが絞られてしまうんです。見る人へのサービスでしょうが、原作のファンにとっては魅力半減です。

何のことやら、ここまで読んでいても分からないでしょうが、ここから昨日の続き。

1815年はエルバ島に流された皇帝ナポレオンがフランスに上陸し、反乱軍ナポレオン一味を討伐に来た国王軍を、逆に皇帝ナポレオンが率いて巴里に凱旋した事件の年です。それに引き続くワーテルローの大会戦でウェリントンが辛勝して、ナポレオンの没落が決定づけられた年でもあります。

この大事件を目の前にして、ユーゴーは「レ・ミゼラブル」の冒頭に組み込み、スタンダールは「パルムの僧院」で美青年ファブリスをワーテルローへ参戦させます。そして、デュマは「モンテ・クリスト伯」でナポレオンの上陸をダンテスの運命が翻弄される大きなきっかけにします。

フランス人なら誰でも知っている事件を、主人公の運命を狂わせる陰謀へ仕立て上げるところなど、デュマは見事!としか言えないような筋立てで読ませます。

というところで続きは明日!!

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舞台への熱がおさまりません。
新作も再演も気に入った舞台は、お財布と相談しながら通ってしまいます。

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