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マギーお嬢さんが愛しくて、当然のごとく「約束」を読みました。
残念なことに「容疑者」での名コンビの活躍を期待すると当てが外れます。

同じ作者の探偵パーカーのシリーズに、一躍人気者になったスコット&マギーを登場させてみたら、という物語です。
いや、あれからマギーはどうしているかなぁ、という読者の希望に応えた作品という言い方もあるかな(^_^)

読んでいても「マギーを悲しい目に遭わせないで!」と願ってしまいます。
マギーのスコットに対する気持ちというのがストレートで、自分もこんな風に慕われたい、と思ってしまいます。
なかなかこんあんい好かれるって、人生の中にないですもの。

物語はと言うと、パーカーやジョーンズといった他の方々のパートが多いので、スコットやマギーの出番となるパートは少なくなりました。でも、キラリと光る活躍がありますし、コンビの深い信頼が表現されています。
このくらいでも満足しておかなきゃ行けませんね。

私も、早く愛犬を迎えられる様に、いろいろと準備しとかなきゃ。

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犬を飼う予定でいることは以前にも書きました。
犬の飼い方など多くの書物に目を通していますが、そんな中で評判の小説「容疑者」が目に止まりました。

で、読んでみたらこれが素晴らしい。
犬の嗅覚の感じ方とか、人間というパートナーをどう捉えているか、これほど的確に表現されているのを初めて読みました。

そして、ジャーマン・シェパードのマギー(お嬢さん♀)が健気です。
「犬はパートナーの喜ばせることと、護ることだけが生きがい。つまり人は一方的に借りがある」という言葉には頷かされることしきり。

ほんとうに素晴らしいパートナーを神様は人にお与えになりました。
私も早くそんなパートナーを迎えたいです。

お薦めです。読めば必ず犬派になる?

実は最近、実家で猫を飼い始めました。2回ほど顔合わせしていますが、やっぱり猫を飼う意味がよく分かりません。
世間的には猫派が優勢になって久しい(戌年なのにネ)ようですが、やっぱり犬でしょう。
あの瀬奈じゅんさんも犬を飼われているようですし♪

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街もクリスマス前の風景になってきました。
写真は先日渋谷に行った時の一枚。
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ちゃんと下まで撮ると「WONDERLAND」と書いてありますが、アリスじゃないよね・・・・・
二人が船に乗っているから、勝手にリトルマーメイド?なんて妄想します・・・・・・


さて、表題は以前にも書いたことのあるネルソン・デミルの「ジョン・コーリー」シリーズの話題です。

もう年の瀬ということもあるし、頭を使わずに楽しめる本を読み返してみようかな、なんて考えたわけです。
それで傑作である「王者のゲーム」を再読です。

とはいえ、知っている人からすればジョン・コーリーなんてポリティカル・コレクトネスからもっとも縁遠い男じゃないか、と思うでしょう。

ジョン・コーリーは元ニューヨーク市警でATTF邦統合テロリスト対策特別機動隊 (実在するのはJTTF=合同テロリスト対策タスクフォース) にスカウトされた物語の主人公です。

指導担当者の女性FBI捜査官に「なんで中東担当から異動願いを出したの?」と聞かれて「ああ、イスラーム教徒は酒を飲まないし、報告書をつくるにしても連中のへんてこな名前のスペルが分からないし、女たちが誘惑に乗ってこないからだよ」なんて答えてしまう人物です。
もちろん女性である上司は「そこまで露骨な人種差別と性差別に満ちあふれた発言を耳にしたのは、もう何年ぶりかしら」と呆れ返るのですが・・・・・

ちなみにATTFには市警察・FBI・CIAが一緒に活動しているのですが、元NY市警のジョン・コーリーにすれば、FBI捜査官はお育ちの良いお坊ちゃまお嬢ちゃまが机上の空論を賑わせるような集まりか、良くてボーイスカウトの延長の集団だし、CIAの連中と来たら傑作な陰謀話で駄ボラを吹くか、本当に陰謀で仲間の足をすくうかばかりやっている信用できない連中なのです。

舞台は1998年から始まるUSAの捜査陣(ATTF)とテロリストの戦いですから、シリアスな物語になりそうなのに、このジョン・コーリーが皮肉屋で冗句混じりに冷静な目で抜け目なく頭を働かせていて、読み手を離しません。

ATTFの長官との真面目な会合でも「NY市警の刑事たちは我々に新味をもたらしてくれる」とか誉められているのに「たとえば・・・・・ドーナツとか?」なんて答えずにはいられない・・・・(^_^;)

現場主義の敏腕刑事だったジョンにすれば、官僚主義と派閥主義のFBIやCIAと一種に働くのは窮屈でたまらず・・・・
「昔のジョン・コーリーは死んだ。ワシントン製の総重量一トンにも及ぶ『政治的な正しさ』指導通達文書に埋もれて」などと独白します。

この文章を前に読んだ時は何とも思わなかったのですが『政治的な正しさ』と訳されているのはポリティカル・コレクトネスのですよね。

昔読んだ時には何とも思わずに読み進めてしまったのですが、この言葉に突き当たり、はたと膝を打ちました。
アメリカ人は二十世紀末からもうこんな官僚的なお達しにうんざりしているけれど、一般的な現場にいる人達の腹の中は際どい批判をジョークまがいにして笑い飛ばしている・・・・・・
この作品が書かれてから17年(2000年1月にアメリカでは出版)、そんな状況は一層進んで、マスコミが大々的にネガティブな報道をしたのにトランプ氏が次期大統領に選ばれました。

ジョンみたいな普通の人間からすると、本当のアメリカ的な感覚の話をするのがトランプ次期大統領なのかも知れません。
ポリティカル・コレクトネスなんて初めて聞いたと思っていましたが、なんのことはない愛読するジョン・コーリーのシリーズに出て来ていたし、庶民感覚に対する深い洞察に基づいて書かれた小説だから面白かったのか、なんて。

アメリカでは未だに人気のシリーズで
「プラムアイランド」
「王者のゲーム」
「ナイト・フォール」
「ワイルド・ファイア」
「獅子の血戦」と続き、日本でも翻訳されています。
(プラムアイランドは今や絶版・・・・・もちろん所有しています♪)

・・・・・・しかし!
「PANTHER」
「RODIANT ANGEL」(UK版ではA QUIET END)と日本では未翻訳ながら物語は続いているんですよね・・・・・・

以前に白石朗さんにTwitterで尋ねてみたら、翻訳予定はないとご返事がありました(/_;)

実はPANTHERはペーパーバックで購入したのですが、挫折・・・・・・
しかし、こうしてまだ話が続いていることが確認出来たので、再挑戦しなきゃいけないみたい。
amazonのレビューを見ると、新作ではジョン・コーリーの別居話まで出ていたとか・・・・・!!
読まないわけに行かないけど・・・・・・荷が重いなぁ(>_<)

ネットで調べていたら、昨年の末にプラムアイランドが映像化される噂が出ていましたが、本当に映像化でもされてヒットすれば、ジャック・リーチャーのシリーズのように再び翻訳が始まる場合もあるわけで・・・・
私の能力的には、その方向に期待したくなるよねぇ・・・・・・

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数日前ですが(「貴婦人の訪問」を観に行った直後くらい)2作品を読了。

「キリング・フィールド」「反撃」「警鐘」「最重要容疑者」と読んできましたが、事件の謎解きや解明はあっさりというか、拍子抜けしてしまいます。
それでも面白いんですよね・・・・・・

謎解きという点では「キリング・フィールド」は面白かったし、タネ明かしも思いもよらない内容で感心。
映画化第一作の「アウトロー」も推理的要素が多いらしい(未読で良く分かりませんが、映画はそういう部分がありました)ですが、今回は強引なタネ明かしでした・・・・・アレで良いのか?なんていう気分も。

だけどジャック・リーチャーに痺れてしまうんですよ。
圧倒的な強靱さと、敵に対する容赦なさ!
前半では罠に嵌められたり、敵の攻撃を受けに回る感じでヤキモキするのが、ある部分では徹底的にやり返してくれます。

そして、地位の高い黒幕が大抵責任から逃げおおせたりハッキリしない罰で済みそうなのを、時にアッサリではありますが始末してくれます。

「61時間」でサウスダコタの寒さに凍えながら、電話でアドヴァイスしてくれた或る意味恩人、ある意味後輩の精鋭MP部隊指揮官であるターナー少佐。その人物に会いにワシントンDCにリーチャーがやって来たところから「ネバー・ゴー・バック」は始まります。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、それでもターナー少佐であったならリーチャーの登場に「サウスダコタから、どうやって生き延びたの?」と思わず聞きたくなると思うんですけど・・・・・・・この意味は両方読まないと分からないでしょうねぇ(^_^;)

サウスダコタの冬ほどじゃないけれど、初雪で東京も寒い(>_<)!
映画は観に行けるでしょうか?週末に行くつもりでしたけど・・・・・寒くて嫌だなぁ、なんて。

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先日、読み終わって感動したのですが、今朝方Twitterでちょっと話題にしたのでブログでも書き留めておきたくなりました。

江戸時代の茅島藩。物語は主人公戸田勘一の一代記と言ってもいいのですが、竹馬の友、磯貝彦四郎との関係が深く関わってきます。というか、この二人の関係が物語の中心です。

この親友、磯貝彦四郎が素晴らしい好漢なのですが、物語の出だしは筆頭国家老にまで出世した主人公が22年ぶりに江戸から国許に帰り、この親友の行方を知ったところから始まります。

そして、親友同士、同じ藩校、同じ道場で学んだ同士でありながら二人の運命の分かれ目となった日に向けて幼い時の悲しい出会いから紐解かれていくのですが・・・・・・

普通に考えると、クライマックスは運命の分かれ道となる上意討ちの場面でしょう。ここで主人公は生涯ただ一度と胸に秘めた必殺剣を使います。
この上意討ちの最中に親友の磯貝は卑怯傷を負って藩内での居場所を失っていくのですが・・・・
跡継ぎでは無い部屋住みの次男以下の男どもの悲しい境遇と、それを受け入れて生きてい 悲哀を痛切に感じさせてくれます。

ですが、本当のクライマックスはここではなく、出世して国入りした主人公が、神業的な居合い抜きを使う刺客と出会ってしまった場面ではないでしょうか。
ここで全ての謎も解き明かされ、磯貝の想いに胸を打たれます。
主人公が耐えても、読む側は涙が止まりませんでした。

磯貝彦四郎の深い思慮と 篤い友情、まっすぐな恋心に読み終わっても、思い返す度に目頭が熱くなってしまいます。
それと同時に、武士に生まれなければ、もっと楽しく生きられたろうに、とも切なく感じてしまいます。
これほど清廉潔白で人のために生きて死ぬ支配階級って(そりゃ悪代官もいたでしょうけど)絶無でしょうねぇ・・・

今時の人間では、そりゃなかなか尊敬される政治家にはなれないなぁ、なんて溜息が出そう・・・・・

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Author:Dantess
舞台への熱がおさまりません。
新作も再演も気に入った舞台は、お財布と相談しながら通ってしまいます。

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