一日、空いてしまいました。
個人的に、月曜日の仕事はきついので更新出来ないことが多いです。
ま、言い訳はともかく・・・・・・・

舞台のオリジナル演出版ミュージカル「レ・ミゼラブル」に感動した話を書きました。
でも、それだけではそれまで通りに舞台が趣味の一つに過ぎなかったのですよね。

2003年のレ・ミゼラブルを観た後、再度の観劇は2006年の日生劇場でした。
この観劇は、もの凄く感動したのですが、一方で是非観て欲しいと連れて行った両親との温度差にも驚かされた回になりました。

幸いにして、観劇の座席は両親とは少しだけ離れていたので、涙を堪えて観ていたのを気取られずに済みました。でも本心は「なんで泣けるほど感動しないの?」という納得のいかない結果でした。
その後も2回くらい両親にも観に行ってもらっていますが、感動の声は聞きません。
人の感じ方って本当に多彩なのだ、と教えられています。

あまりに感動したのでネットで、同じように感動したというような感想はないかとネットサーフィンをしていて巡り会ったブログがあります。
実は、そのブログがなんだったかは今現在は分からないのですが、最初に目にした時は「えっ、この人はこんなに何回もレ・ミゼラブルを観に行っているの?」とビックリしました。「きっと、変わり者だ」と、今となっては笑えない印象を抱いたのです。

その方は、キャストの違いによる感じ方の違いや、舞台の印象の違いなど丁寧に書かれていて、当時の私にはとても参考になりました。
その方はとても岡幸二郎さんを買っていて、興味を持った私もCDを買ったり「エグゼリーノの蒼いためいき」なんて愛読したり・・・・・

この2006年というのはかなり重要な年でした。
日生劇場で「レ・ミゼラブル」を公演したのは帝劇が改装中だったため。
それに2006年のレ・ミゼラブルには、もしもご健在であれば本田美奈子.さんが初めてファンティーヌとして出演される予定でもあったのです。

その改装の終わった帝劇では「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の初演が行われました。
このチケットがビックリするくらい入手出来なくて、なんとか8月の後半に一回だけ観ることが出来ました。
ここで、初めて山口祐一郎さんを観るのですが(実際には四季時代に「キャッツ」「エビータ」「オペラ座の怪人(ラウル)」と観ていたのですが、認識していませんでした)、そのあまりにいい声と、作り物のような大きさに唖然としてしまいました・・・・・・・・

もう、こうなると、あのレ・ミゼラブルを山口祐一郎さんのバルジャン、岡幸二郎さんのジャベールで観たいっ!!という気持ちが抑えきれなくなります。

そんな気持ちの中で2007年のレ・ミゼラブルの公演が発表されたのですが、新キャストにあれもこれも観たい、となるうちに最終的に東京で10回、博多で3回も観に行ってしまいました。
この時の公演で、山口さんや岡さんは言うまでもなくでしたが、橋本さとしさんと新妻聖子さんにはまってしまいました。

それはさておき、こんなに同じ公演を観ていて飽きないのかというと、旧演出版のレ・ミゼラブルは日本で初めて観た時から感動しましたが、観れば観るほど新たな感動が発見され、更には役者の表現により新たな発見が続くという希有な人間群像劇で、自分が劇場に行ってなくても、今日はどんな展開になったのだろうと(物語は、もちろん同じなのですが)当時は気になって気になってしょうがありませんでした。
あんまり気になるので日本最大の掲示板に載るその日の公演で起こったことを毎日チェックしていたくらい・・・・・(言うまでもなく物語は同じです)。

その日の新たな感動を、劇場に来た人達と共有して、カーテンコールでは舞台の上と下とで一体となった感動。これを何度でも繰り返したくて暑い夏の祐楽町へ何度も足を運び、さらにその熱がおさまらずに博多にまで・・・・・

人生で一番暑い夏でした。

あの2007年の暑かった気持ち。それが今でも劇場に行くと甦りそうになります。
素晴らしい舞台は言うに及ばず、役者さんの心意気にも心を打たれたりする、そんな空気が溢れるのが劇場です。

そんな熱情に触れると、誰しもミュージカルマニアになる可能性はありますが、現実に厳しいのはお財布。
この問題がなければ、オペラ座の怪人のように劇場に住んでもいいのですけどね・・・・・

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コメント
こんばんは。
Dantessさんの過去のミュージカルにハマる経緯を書いていただいきありがとうございます。我儘言ってしまったようで。。すみません~~。あ、、でも、とても細かく書いてくださって納得でした。レ、ミゼラブルも観てみたくなりました。一回もないので。まだ「美女と野獣」すら観てないのに。笑 
「お財布」事情。。。私も一緒です!時間とお財布さえ許せば。。囲碁教室にプロの指導碁、ディズニーホテル。。。観劇も。。
でも「お金がない」というとほんとにそうなってしまうと聞いたことがあるので、「うちは豊かでなんの不自由もない」ってつぶやいてます。(^^)
こんばんは。

よくお気持ちが伝わってきます、このミュージカルマニアのお話。
山岸涼子さんのマンガにしても、今回のレ・ミゼラブルなどのお話も・・・
(山岸さんのマンガの方に関して書いたら、私も同様か、それ以上に書いてしまいそうなので、ここではやめておきますが。)

もう25年くらい前だったか、名古屋の中日劇場でレ・ミゼラブルをやっていて、それを通い詰めた知り合いがいました。たしか、鹿賀丈史さんと滝田栄さんのダブルキャストだったか…
当時、ふ~んという程度でしたけど、その後劇団四季の会員の知り合いができて、たまに四季のミュージカルを一緒に観に行ったりするうちに、何回も観たくなる気持ちがだんだんとわかってきました。
dantessさんの書かれているお気持ち、理解できます。
でも・・・私は感動するわりに泣けないタイプで、ドライに見えたかもしれません。
残念ながら、言葉にもうまく表現できないです。
dantessさんのご両親も同じタイプなのかもしれません。

このシリーズ、面白いです。
dantessさんのブログのいいところは、ミュージカルに対する情熱がよくつたわってくるところです。
どんどん書いてほしいです。(*^_^*)
Re: タイトルなし
himariさん
コメントありがとございます。
ちょうどこのテーマに則した記事を過去に書いたのとは違う切り口で書いてみたいと考えていたので、実は良いきっかけでした。
でも、あまり以前に書いたのとの違いははっきりしないかもです。
もうちょっとだけこのテーマでの話は続く予定です。ちょっとだけですけど(^_^;)
Re: タイトルなし
りーさん、いつもご訪問ありがとうございます。

私自身も人前では泣かないので、そういうのは良く分かっているつもりです。ただ、私の両親は「レ・ミゼラブル」を観終わった時に「泣いている人がいるのに驚いた」と言い合っていた位なので、あまり琴線には触れない作品だったようです。むしろ、人の受け取り方は様々と納得しています。
山岸凉子さんの作品のことは、本当にいくら語っても語り尽くせないくらいなのですが、彼女の作品に触れなかったら、今とは相当に違う感性の持ち主になっていた可能性もあり、凄い影響を受けた作家さんです。
そういう意味では感謝していますし、尊敬しています。

ミュージカルマニアの話はもう少しだけ続きます。
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舞台への熱がおさまりません。
新作も再演も気に入った舞台は、お財布と相談しながら通ってしまいます。

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