今日、本公演が開幕していますが、昨日はこんな感じ。
20140724ミス・サイゴン帝劇外観2_convert_20140724205532

市村エンジニアがアメリカンドリームを掴もうと手を伸ばしています・・・・・・
20140724ミス・サイゴン帝劇外観1_convert_20140724205318

駒田エンジニアがいい感じでした。
世渡り上手で、うまく回りに取り入ったり、煙に巻いたりしているつもり・・・・・でも人生思うようにはついてまわらず、案外周囲からも見透かされているかも知れない・・・・・・そんな複雑なエンジニア像です。

市村エンジニアに連なる今までのエンジニアは、本当にアメリカに渡れさえしたらチャンスを掴める如才なさなのに、産まれるところを間違えただけ、と騙されてしまいそうでした。

でも、駒田エンジニアは、本人が自惚れている割には、アメリカに行っても成功しないんじゃないかな、と見抜かれている、そんな人物です。
市村エンジニアだと、なんで3年もバンコクでくすぶっているの?と思いますけど、駒田エンジニアはそういうものだと思わせる運命を感じさせます。
全然違うキャラクターなんです。

上野クリスは、クリスらしくへたれなんですが、ダメダメさが今までよりも正直な印象で、二枚目ぶらない感じです。
少し好感度アップしつつも、あれではGIじゃなかったら、まったくキムに愛されないような気も・・・・・

上原ジョン。実は過去にミス・サイゴンを観ると、自分のことを棚に上げて偽善ぶっているジョンを腹立たしく感じてしまったのですが、上原ジョンには初めて好感を抱いてしまいました。
真摯に自分の過去も含めて考えている、そんな印象です。それだけに二幕での行動を非常に自然に感じて・・・・・・単に上原さんが好きなだけ・・・・・?

それから三森エレン。一幕の時に「歌の上手い人」と思ったのですが、元四季の方なんですね。さすがです。
さて、二幕でキムと出会った後の歌詞にビックリ!!
過去のエレン像と余りに違いすぎて(青山でも変わっていたのかしら?)帰宅してCDの歌詞カードを見直しました。やっぱり違っています。
追加歌詞にマイケル・マーラーという方がいらっしゃるので変わった部分があるのですね。

エレンはキムとの出会いで真実に気づき、自分は身を引く決心をするのです。
過去の演出では、自分の幸せのために夫婦で試練を戦うと歌っていたのですが、余りの違いに驚かされます。
でも、その後、クリスの自己弁護に騙されてしまって、ますますクリスが嫌いになりそう・・・・・・

もっとも既にキムは大きな決心をしているので、ここで夫婦が何を考えようと悲劇は変わらないというか、運命の歯車は回ってしまっているのですが・・・・・・・

ミス・サイゴンで観る度に感情が高ぶってしまうのは、一幕でキムが発砲してしまう場面と、二幕でキムが息子に挨拶をする場面です。
あの一発がなければ、歯車は回り出さなかったでしょうし、次の一発の前の、母としての息子への感情が溢れるシーンとが重なります(;_;)
ここで知念キムは母性が溢れ出してしまっていて、観る側の感情が乱れてしまいます(;_;)
(そういえば、初めて観た時も帝劇で知念キムでしたが、トゥイとキムの争う場面で拳銃がなくなっちゃって、その時は誰が撃ったか分からない展開になっていましたね)

クリスの渡した拳銃が、こんな悲劇を生み出したともいえるわけで、本当に悲しくて・・・・・・・

ドーンと胸を撃たれたような余韻を引きずっているので、カーテンコールでも気持ちが沈みます。
なのでキムが出てきた後に、エンジニアがおどけて出てくるのは場違いな・・・・・エンジニアがおどけて出るのはいいですけど、その後でキムに出てきていただかないと感情の整理が付かないです。

素敵な舞台なのですが、カーテンコールでも観客の感情に気遣って欲しいなぁ、なんて思いました。

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そうそう、書き忘れていましたが、青山では映像化されてしまったヘリが、実物大模型で復活しています。
ちょっと感動しました。
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