さて、昨日の続き。

ネタバレありますので、これから観劇予定の方などはご遠慮下さいネ。


城田トートは、なかなかいい感じでした。
私のイメージする人外感とは違いますが、この方がもともとのウィーン版に近いかも知れません。
一つ気になったのは、城田さんの姿勢が悪くて、立ち姿が綺麗でないこと。

友人とも話したのですが「役柄からの演出かもしれない?」という意見でした。
うーん、どうなんでしょう?私は城田さんのような上背のある人には、もっと格好良く威厳を示すトートであって欲しいのですが。

あと、トート閣下に関して大きく変わったのは、ストーカー感がなくなったこと、でしょうか。
最後通牒の場面で、いつの間にか椅子に腰掛けていたり、机の上に座っていたり、ではなくなって、座っている背後から忍び寄ってきます(いや、私の席がかなり下手だったから忍び寄って来るのが見えてしまっただけで、正面から見ていると椅子の後ろからヌッと現れる演出かも)。

ハンガリー皇帝戴冠式でも、馬車の御者がトートだ!ではなくて、最初からトートとして姿を現しているし・・・・

体操室でも、城田さんだからかもしれないけど、隠していない感じ。
ここでの山口トートの偏執狂っぽい演技が好きだったので、アッサリ目の城田トートは物足りないかな?

葬儀でのトート出現も、襲いかかるようなストーカー感があったのが弱めに変更です。
時代の要請かもしれないのですが、個人的には残念。

このストーカー感の変質については、城田さんのせいではなくて、演出変更のせいなのですが、あれが面白かったからちょっと残念。

シシィに付いてと言えば、花總さんは日本初演の初代シシィでしたから、さすがに綺麗に歌います。
初の宝塚の娘役出身シシィの狙いはそこなのでしょうが、その花總さんを以てしても、シシィの歌は難しいのだなぁ、と実感。
個人的にはたっちん(和音美桜さん)なら完璧なのですが、それは叶わぬ夢かしら・・・・・・・

「私だけに」では舞台装置が危険そうに見えて、観てる側としては、はらはらして集中しきれなかった、なんてありました。
そして大好きな一幕フィナーレの「私だけに」ですが・・・・・・・・
ちょっとがっかり(・o・)

大階段から降りてくるシシィが凄く格好良く決める、シシィの勝利の場面なのですが、階段が短くなって、前のように輝かしい感じが減弱。
あそこが凄い見せ場で、前の演出がメチャクチャ格好良かったのにぃ・・・・・・・・

大好きな作品なので不満を書き連ねているみたいになりますが、観終わっての感想は、やっぱり素晴らしい作品!というものです。
ただ、前の演出は数回の試行錯誤を経てあの形になった一つの完成形。
新演出版もまだ完成に至るには試行錯誤がいるのかも知れませんネ。

この話、もう少し続きます。

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