永遠の生命というのは、憧れる対象です。
それは私が人生を楽しく感じているからです。
生きているって素晴らしい!と実感しています。

ですが、ヴァンパイアやホビットの世界に触れると・・・・・・・

ホビットの世界観は原作を読んでいないので明確には分かりませんけれど、エルフ達は西の海へ船に乗って出かけていきます。そこで永遠の世界を享受するらしく、今の中つ国(The Middle Earth)を捨てて(友人や現世とのつながりを捨て去って)いかなくてはなりません。

・・・・・・・ん?と、この話を聞いた時に疑問を持ちました。これって死んでしまうこととどこがちがうんでしょう?

死ななくなるだけでは、死んでしまうのに近いのかもしれません。

ヴァンパイアも永遠の生命で世の中を初めて見る時には、違った世界が見えていいのかもしれませんが、リアルに永遠の時間の中に身を置くとどうなのでしょう?

クロロック伯爵は哲学的に神と人間を考察してみせて、神は死に絶え、欲望が人間の行動を支配する世になっていく、と予言しますがどうでしょう。
伯爵の場合には抑えきれない人の血への欲求を正当化するという詭弁と自己弁護的な側面があります。

ですから、欲望をコントロールすることについては論理的考察がなされていません。

欲望のままに生きると、人間が生きられる世界は思いの外狭いので、衝突や争いなどで苦労を増やしかねません。
でも、それはヴァンパイアには当てはまらないルールです。

ただ、ヴァンパイアは死なないですから、勤勉や世界の変化に疎くても生きていけてしまう。
でも、そうなると、生きることは昨日と変わらない明日の世界の連続になってしまいます。

永遠の生命は、永遠の退屈になりかねず、永遠の生命と死との違いが分かりにくくなっていきます。
獲物がある時だけの動物的悦びで長い人生を過ごすのは面白くないですよねぇ・・・・・

つまり世の中の変化をリアルに感じ取り、身につけ続けなくては、生きる喜びを見出すのは難しいのかも。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの中のレスタト(トム・クルーズ)やアーマンド(アントニオ・バンデラス)がルイ(ブラッド・ピット)を貴重な存在と感じたのはそのためでしたね。

生きることを楽しむというのは、人生が長ければいいわけではなくて、学んで求めて(あ、歌詞みたい)、能動的に世の中の変化を感じ取っていかなくてはならないみたいです。

病気や障害がなくても、そういう時代の流れから取り残されてしまうと、人生は耐える部分が多いのかも知れませんね。

まだまだこのさきも人生を楽しめる存在であり続けたいです。

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