今日は実は凄くテンションが上がったことがあったのですが、その話題は明日かな?
いや、大多数の人には「それが何?」というようなことだと思いますが、もうそっちの話を書いちゃおうかとも思うぐらいです。
でも、この素敵な作品の話を、まとめずにはいられないので、今日はマイ・フェア・レディの話の続きです。

あ・・・・・・・それはポケモンGOの話題じゃありませんのでm(_ _)m
あと、ここから先はネタバレになりますので「観るまでイヤ」という人はこの先を読まないで下さいネm(_ _)m



昨日、他の方のブログを読む機会がありましたが、最後の結末の話を考えてみようと思います。

昨日のブログにも書きましたが、ハッピーエンドにすることについては原作のバーナード・ショーが最後まで抗いました。

一幕では「話し方と振る舞い方を学びさえすれば、階級差を乗り越えられる」という風刺劇(高貴ぶっていても、それだけの意味しかないということをヒギンズ教授は見抜いている)を楽しんで観ていれば良かったのです。

でも、その後は?

二幕は、乗り越えた後の二人の物語に変化していきます。
確かにヒギンズ教授の母親の母親の家で再会できた二人の会話は決定的に感じます。
あのように話を運んでいく作者の狙いは、振る舞い方や考え方も身につけた者は、独立心を持ち自立するはず。その思考は、指導者の想定の範囲など軽々と超えていってしまうことを言いたかったのかな?と。

でも、それは作者の計算や狙いの中で作られたもの。
実際の舞台で一幕の苦労を共にした観客は、二人を応援してきて、二人が大好きになっています。
大好きな二人には幸せになって欲しいしのです。

それに苦労を共にした二人は、理解し合い、信頼し合っています。
「単なる教師と教え子というだけでは、パーティーにでるだけの教養を身につけさせられると思うかい」とヒギンズ教授が言いますが、短期間での教育の進捗には、単純な師弟以上の絆ができていたという自負でしょう。

そしてお互いに好意を持ちながら、それを認めたがらないだけのプライドも出来てしまっています。
観ていても、どちらかが素直に白状してしまえばいいのに、と感じながら、ヤキモキしてしまいます。

分かっていながら、そこまで歩み寄れない同士。似たもの同士の師弟なんです。

ですから、イライザが母親の家を去った後の「ブラボー!イライザ」を聴くと、物語の展開では二人は別々の人生に分かれてしまうはず・・・・・・・ところが・・・・・・

そこまでの展開で、舞台の役者、ピッカリングもピアース夫人も「この二人はもう」と観客と同じように感じているのです。
役者も含めて、二人の感情はお互いを求め合い、意地を張っているだけと見抜いている・・・・・
なのに、ダメなの?と感情的なフラストレーションがたまりにたまったところで分かれてしまっています。

だから、ヒギンズの寂しい様子を救いたいし、そこにイライザが登場することは物語の筋運び以上に、「良かったヽ(^。^)丿」というとんでもないカタルシス♪
原作者に見抜けなかったのは、役者も観客もそういうところまで感情を持って行かれてしまっているということなのかな、と。
バーナード・ショーは気づけなかったのか、気づいていても、それを自分の考えから認めたくなかったのか。

でも、あの結末だからこその幸福感なんですねぇ。
私のつたない説明で分かりますでしょうか?

・・・・・やっぱり、こういうことは、あれこれ理屈をこねくり回すよりも、観れば分かります。観るのがいちばんかな?

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コメント
こんばんは!人って失って初めてその人が自分にとってどんなに大切だったか、やっとわかったのかアホぅ・・みたいな感じですかね(笑)めんどくさいですよね~( ̄▽ ̄)
Re: タイトルなし
> 恋愛は、いつになっても面倒ですねぇ・・・・・
年取っても、まだ落ち着かない場合もあります・・・・・(^_^;)
あ、都知事候補の話じゃありませんよ!
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