昨日は、いつもと違う本屋に行ってみました(正確には普段は行かない分館ですね)。
すると、ドドンと目を惹いたのがこれ!


たちまち4刷と帯には書いてありますが、この本自体は3刷でした。

「風と木の詩」は1976年に週刊少女コミック誌に連載開始された・・・・・少年愛の物語です。
おそらくは少女漫画で初めて少年愛――今で言うボーイズラブですか?――を正面から描いた長編ドラマです。

その後の少女漫画の興隆は、おそらくは日本の文化上の大きなうねりだったんじゃないか、と個人的には思っています。
私がこの作品に触れたのは、たしか79年ぐらい?

成田美名子さんの「エイリアン通り」に衝撃を受け、ララを読み出して・・・・・・そこで山岸凉子さんの「日出処の天子」に天地がひっくり返りそうなほどの衝撃を受けました。
そこから山岸凉子さんの作品にはまりながら、噂に聞く「風と木の詩」も読んでおかなきゃ、という軽い気持ちでジルベールに出会ったのでした!

読み出してすぐに「えっ!」と驚かされました。当時、あんなに赤裸々に少年愛が描かれていたものに触れたことがなかった・・・・・
すでに、連載開始してから3年以上経過して、今で言うボーイズラブみたいなものは他のマンガでも描かれ出していましたが・・・・・・それでも驚くほどの鮮烈な内容・・・・・(゜Д゜)

週刊少女コミックを、それから購入するようになり、雑誌を移ってプチフラワーも買い続け・・・・・・そんな中で変奏曲というクラッシクを題材にした作品にも触れることになります。

さて、このうねりに少し先行して大和和紀さんや里中真智子さんなどがいらっしゃり、大島弓子さん・山岸凉子さん・萩尾望都さん等々が氷砕艦のように時代を切り開いていました。
あの時代に直接触れていたのは幸せだったなぁ、と思い返したり・・・・・

私が曲がりなりにもクラッシック音楽を聴くようになったきっかけは竹宮惠子さんの変奏曲でした。
この本を読むと、マニアには有名な話だったようですが、竹宮惠子さんと萩尾望都さんが一時共同生活をして大泉サロンなるものがあったのですね。そして、こちらも全然知らなかったのですが、増山法恵さんというキーパーソンの存在があった、と。
しかも、この増山法恵さんが「変奏曲」の原案というか原作者だった、という・・・・・・

創作の大きな変革の中で、人と人の出会いや産みの苦しみなど、読んでいて胸を熱くさせられることばかり・・・・・・
私が竹宮惠子さんを知った時は、すでに「風と木の詩」は連載中だし、「地球へ・・・」の大ヒットも成し遂げた大御所みたいになっていたので、その前がこんな苦難の道だったとは!
ほんのタッチの差で、そこの部分を私は知らずに、大きなうねりが生まれてからのマンガに触れていたのかぁ、なんて感慨深く思ったり。

でも、読んでいて自分の知るあの頃のことを思い出して、心の底に泡立つようなものを感じます。
こういうエネルギーを実感すると、本当に若い人が羨ましくなります。

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コメント
こんばんは!あやしい絵ですね(笑)お恥ずかしいですが「みい子で~す」おのえりこさんのサイン会に行ったくらいで・・大島弓子さんは知ってると思います( ̄▽ ̄)💦
Re: タイトルなし
> ともちんさん、私には「みい子でーす」が分からなかったりする(^_^;)
幾世代も違う年寄りの思い出話だと思っていただければ良いか、と。
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