ちょっと今、世界史の本を読んでいます(八幡和郎著「世界と日本が分かる最強の世界史」)。
私の錆び付いた記憶では教科書に「東西ローマ帝国に分裂後、ゲルマン民族大移動の混乱の中AD476年に西ローマ帝国は滅亡した。」とサラリと書かれていたような・・・・・・

中学の時にこの一文に驚いたのを覚えています。
そんな大帝国が混乱の中に大事件もなしに滅びるの?(ゲルマン民族大移動は大事件なんですけどネ)とか、社会が混乱すると知らないうちに国が滅んだりするのだろうか?とか釈然としなかったものです。

40年以上も前の話ですから、今のように気軽にネットでは調べられません。
だからといって専門書で調べることもなく、そう覚えないと試験で点が取れないから、と暗記でした。

今、読んでいる本では「ドナウ川中流域出身のゲルマン人で、傭兵隊長だったオドアケルに476年に滅亡させられました」と書かれています。
これでも意味不明ですよね。でも、今はネットで調べられる!
で、調べると・・・・・・

民族大移動によって西ローマ帝国は混乱を沈めるため自国の兵だけでなく、異民族の傭兵部隊も必要になる。
各地の混乱に傭兵を使用し、傭兵に過重な労働が課される。
問題のオドアケルは報酬としてイタリア半島内に領地を求めますが、西ローマ帝国は拒否。
それが不満でクーデター。

オドアケルが皇帝を名乗れば滅びなかったのですが、東ローマ皇帝に西ローマ帝国領版図の代官か総督への任命を願い出ます。成り上がりなので旧権威の裏付けが欲しかったのでしょう。
だったら西ローマ皇帝を人質にすれば良かったのに・・・・・というのは後知恵でしょうね。
このオドアケルは結局、東ゴート王国のテオドリック大王によって滅ぼされてしまうと言う・・・・・

本当に今はすぐにある程度の答えが分かるので便利ですね。

で、その後に東ローマ帝国のユスティニアヌス大帝とテオドラの話が出てくるのですが、これが凄く印象的な話です(ユスティニアヌス大帝は東ゴート王国を追い出して、一時的に西ローマ帝国を回復させた皇帝です)。
テオドラはサーカスの踊り子出身でありながら、観客だったユスティニアヌスに一目惚れされて結婚。
しかも「ローマ帝国衰亡史」では「最下層の女性達の中から見いだされたもっとも純潔で高貴な女性」と絶賛されています!
それというのもこんな有名なエピソードがあるそうです。

首都の争乱に遭い船で逃げ出そうという夫に対して
「陛下が、生きながらえることをお望みなら、財産はありますし、目の前には海と船があります。しかし、そのようにして生き伸びることは良かったといえるようになるでしょうか。私は『帝衣は最高の死に装束である』という格言が正しいと思います」
といって脱出を思いとどまらせたというのです。

肝の座った女性だ、とも、なんて気高く誇り高い女性なんでしょう、とも驚かされました。

それでこの二人のモザイク画は美術史の教科書に載る名品だとかで、鳴門の大塚国際美術館に立体的に再現されているとサラッと書かれています(実物はラベンナの聖ビターレ聖堂)。
・・・・・・鳴門の大塚国際美術館って?

これもネットで検索・・・・・・!!
こちら

ビックリしました。
本物が一つもないのに日本一高い入館料、それでいながら人気の美術館!!
HPの写真で見ると規模の大きさなど驚きながら、簡単にはサンピエトロ寺院に行けないなぁ、とか、ルーブルは遠いなぁ、と思っていても、当面はこれで堪能できるかも。

まだ半分ぐらいしか読んでいないのに、世界が広がります!!

そろそろ2016ランキングを終わらせないと(^^;)

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