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一応、今日でまとめの予定です。

考えてみると、ロバートとフラニーが結ばれることで感じるカタルシスは、ギュレンでのアルフレッドとクレアの報われなさからずっと続いていた2015年以来のモヤモヤが吹き飛ぶ感じ方もあるからかな、と。
何のことか分からないと言う人や、そんな見方は違うと思う人もいるかも知れませんが(多分それが正解)、どうしても感じてしまいます。

クリエ・ミュージカル・コレクション(1st)の時の初日、妖怪(?)は「生きている間に何としてもまた山口さんとデュエットがしたい、と願っていました」なんていうことを挨拶で話されました。

確かに「レディ・ベス」では同じ舞台で歌いましたが、これを望んでいた訳じゃないだろうなぁ、と思いました。そして、「貴婦人の訪問」・・・・なんとも複雑な復讐劇とも悲恋とも感じさせる(再演では悲恋感が強くなった)ものでした。

それだけに今回は一幕の終わりで、やっと、という感じがしちゃうんですよね・・・・・・・・

ここから先はネタバレを含みますので、これから観る人や楽しみにしている人は読まないで下さいネ(今更、と思う人もいるでしょけど)。









二幕は二人が結ばれた後の朝から始まります。
甘い始まりです。
恋の甘さにどっぷり浸っていれば良い時間のはずです。でも、二人の気持ちはどうあれ不倫です。
時間がどうしても限られている・・・・・・

外出したり、隣人の様子、品評会での親子などは、この後の展開に響いてきますが、この段階では観ている側にとって枝葉的な印象になります(特に初見の時は)。
心が寄り添い、気持ちで繋がった二人。どうしたって答えを出さなければならない時間が迫ってくるのです。
だからこそ「聞いて欲しいフランチェスカ、一緒に来て欲しい」という心からの叫びの様な歌は観る側の心に響きます。
遂に言ってくれた!!

フラニーも羽ばたく夢を一瞬は夢見るでしょうが、彼女には家族という足かせが。家族を見捨てて去るなんて出来る様なら、そんな自分は自分ではないと気づくのです。

そういうあなただからこそ好きになったのだ、とロバートは歌います。

なんとなくアスカム先生の歌を思い出してしまいました。「可愛いベス、見てはならない夢を・・・・・・」と諭す様に歌ったアスカム先生ですが、ここでは飛び立つ勇気を持つように励まします。

6時に街で。

でも、誰が予想できたでしょう。家族の中にあって自分がここまで大事な存在であることを。
「お母さんの言うとおり、みんあでアイスクリームを食べに行くぞ」
家族の絆をつなぎ止めるキーワードとなりますが、ジョンソン家のあり方でもあるのでしょうか。

街で出会うロバートとフラニー・・・・・二人が抱き合うのはもう一つのあり得た別の未来。
ラ・ラ・ランドのもう一つのあり得た二人にも似た表現ですが、現実のこちらは永遠の別れとなる、一瞬の心の交錯です。

その後のジョンソン家が語られていきますが、バドの葬儀の後の電話、あれは何だったのでしょう?
ロバートと一緒にフラニーからの電話を待ってくれた担当の女性がかけた電話・・・・・・?

死期を悟ったロバートがアカペラからの熱唱は涙を抑えきれません。

そして死後に届く手紙「謝らないで欲しい。あなたが家族を大切に思う気持ちこそが、私があなたを愛する理由なのだから」

ロバートは愛を全うしました。フラニーは人生を全うしたようです。
正解はないのだけれど、やっぱり女はしたたかかも。
ラ・ラ・ランドも振り返ってみると、男がひたすらロマンチストでしたね。

やっぱり女には種を維持する母性本能が備わっているから?なんて考えたりして。

ああ、また観たい(>_<)

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新作も再演も気に入った舞台は、お財布と相談しながら通ってしまいます。

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